
これは、春がきたことを伝えまわる彼女の
小さな旅の物語。
春を待つ魔法使いの少女ライネル。
彼女の使命は世界に春の訪れを告げること。

対面のみの販売
とても繊細で壊れやすい作品ですので、通販非対応です。
展示即売会など対面で販売できるイベントでのみ、取り扱っています。

フリーペーパー『春待ちのライネル』
春待ちのライネルの掌編を同封させていただきます。
・サイズ:A7
・ページ数:8p
ライネルの小さな旅で出会った風景たちを装飾品にしてお送りいたします。
愛してると囁いた声が
誰かを撫でるふりをして
じぶんの影を撫でていました。
ライネルの足音を聞き、
花たちはゆっくりと背伸びをしました。
その体にはまだ微かに薄氷の面影が残っています。
しかし、春の陽気で、じきにそれすら
溶かし切ってしまうでしょう。
冬の居場所はもうどこにもありませんでした。
ライネルの足音を聞き、
花たちはゆっくりと背伸びをしました。
その体にはまだ微かに薄氷の面影が残っています。
しかし、春の陽気で、
じきにそれすら溶かし切ってしまうでしょう。
冬の居場所はもうどこにもありませんでした。
「春が来ましたよ。」
ライネルは、野原で優しく声をかけました。
それを聞いた子狐は、
嬉しさで駆け回り小躍りします。
どうしようもなく寒く飢えて仕方ない冬が、
やっと終わったのです。
ライネルが住む丘には、
ここにしか咲かない特別な花があります。
その花は花弁が淡く色取り取りに染まるそう。
春一番を追いかけるように咲くことから、
「春追いの花」と呼ばれているそうです。
ショップを見る
ライネルの小さな旅で出会った風景たちを装飾品にしてお送りいたします。
ショップを見る